誕生日パーティーを開くときに迷うのはメニュー。招待客に喜んでもらえ、バースデーを迎える本人にとっても思い出に残るような華やかなものにしたいですよね。
そこでまず初めに考えるのは『時間帯』。
ランチが終わった後だから軽食がいいよね
男の人が多いからガッツリ肉系の料理があった方がいいかな~
招待客のお腹の好き具合を考えてメニューを考えます。(あと食物アレルギーが多い食材を避けたり…)
私は過去に『いろいろ用意したけど余っちゃった』『もう少しメインのおかずがあった方が良かったかなー』
なんて失敗(?)をいくつかしてしまったことがあります。
ということで、今回はバースデーパーティーのメニューの中でも「どの時間帯でも用意して間違いない」フィンガーフードの紹介です。小学生以上におススメの内容です。華やかな盛り付けも参考にしたいですね。
ミニサンドイッチ
サンドイッチは誰もが作ったことがあると思いますが、簡単でフィンガーフードには欠かせないですよね。
でも、子供たちのバースデーパーティーに大事なのは子供ウケするかわいらしさ。ピックにさすのも素敵だけど、こんな風に動物の形にすると子供たちは『わ~ヘビだ!』とか言って盛り上がります。こちらはアナベルカーメルのスネークサンドイッチ。
(ヘビが嫌いだと困るけど^^;)
できるだけ可愛らしく小ぎれいなヘビにするのがポイントじゃないでしょうか。 😛
三角や四角にカットしがちなサンドイッチですが、丸い型で抜いて並べるとこんなに可愛くなります。一口サイズで小さい子供でもボロボロ落とさず綺麗に食べれそうですよね。
アメリカはキュウリが太いのでこんなヘビが作れますが、日本のきゅうりは細いので、代わりにプチトマトを使うと良いかもしれません。
あの有名なはらぺこあおむしのバージョンなら大人も子供も一緒に盛り上がりそうです。
ミニバーガー
これも子供が大好きな組み合わせでパーティーにピッタリなミニバーガー。一口で食べれるハンバーガーはかわいいピックに差してアピールしたいですね。
作り方はこちら
動画内で使ってるようなフルーツの抜型を使ってミニバーガーを作るとはあまり考えない使い方かもですね。
直径3㎝くらいのもだとちょうど良さそうです。
ソースや付け合わせはマフィンパンに入れるっていうアイデアもいいですよね。
あちこちに取りにいく必要もないしこぼれにくくて洗うのも楽。
このマフィンパンはいろんな容器として利用できて、とっても重宝します。
スナックとかフルーツ入れとしても使えます。
マフィンを作らないっていう人もあったら便利な道具じゃないでしょうか。
ミニピザ
大人も子供も大好きなピザ。アメリカは基本的にジャンボサイズなので、細かくカットしても一つがとても大きいんですよね。
私も誕生日会にピザを用意したことがありますが、1切が大きくてお腹が膨れちゃうので、他のものが食べれなくなっちゃいます。
誕生日会の時間が2~3時間と限られている場合は、できるだけコンパクトサイズが良いですね。
ピザはアメリカのパーティーではかなりの確率で登場しますが、一口サイズで手作りすればピザのバリエーションが増やせるのでとっても作りやすいメニュー。
ただ、時間が経つと美味しくなくなっちゃうのが残念なところ。できればタイミングよく焼き立てを出せると一番良いですね!
ミニコーンドック
アメリカンドックと日本で呼ばれている棒に刺さった食べ物はアメリカでは『コーンドック』と呼ばれます。コーンブレッド(トウモロコシの粉使用)を使うので、コーンドッグですが、味も日本のものとはかなり違います。(初めて食べるとビックリします笑)
日本では小麦粉やホットケーキミックスを使ったりするのでソーセージパンのような感じですね。
どっちの材料でもお客さんが喜んでくれそうな方を選択すればいいんですが、ポイントはこの一口サイズ。これ、ついついたくさん食べちゃうんですよね笑
小さいサイズのマフィンパンがあるなら、これで一気に焼いちゃうのが一番簡単です。ホットケーキミックスなんかの生地にカットしたソーセージを入れるだけ。
日本からはほとんど撤退してしまった「アンティ・アンズ」のミニプレッツェルドッグを思い出します。プレッツェルで大人気のお店で、アメリカではショッピングモールに入ってたりしますが、私はここのミニプレッツェルドッグが大好きです。
食べやすい大きさで、ついつい手が伸びちゃうんですよね。
これは子供から大人まで人気があるのでこっちでも良いかも!
アメリカのスーパーだと、こういったパンやスコーンなどの生地が缶詰入りで売ってるので、その生地を伸ばして2等辺三角形にカットし、ソーセージを巻き巻きして焼けばOKなんです。
缶詰はちょっと…って場合も一からでもそんなに手間なく作れるのがイイですね。
一口マカロニチーズ
アメリカの子供たちに絶大な人気があるマカロニチーズ。どうしてこんなに人気なの?笑
とにかくどこのレストランでもキッズメニューにはマカロニチーズかピザがあることから、アメリカの子供たちに長年愛されてるメニュってことは間違いありません。
チーズがふんだんに使ってあるのでカロリーが気になる…って人も多いんじゃないでしょうか。
でも一口サイズのマカロニチーズだったら食べようかなって気になっちゃいますよね。
食事として出すならマカロニチーズをチーズの種類別に大きなボウルに入れて、バイキング形式にするのもいいかと思いますが、マカロニチーズを主役にしたくない場合は、こういうミニサイズを作ってフィンガーフードとして用意するとパーティーっぽくていいんじゃないかな~と思います。
マカロニチーズがおしゃれに見える…笑
しかもちょっとだけ手の込んだような料理に見えてしまうので、とってもラクでおススメです^^。
それにしてもマフィンパンってこういうパーティーのときにはいろいろ役に立ちそうですね。
もしかしてそんなこともあるからマフィンパンってよく見かけるのかな?
フィンガーフードをよく用意するって場合はミニサイズのマフィンパンがあると便利です。
うずまきタコス
アメリカでお目にかかることが多いタコス。サンドイッチパンでぐるぐる巻くよりもトルティーヤで巻く方が巻きやすく具を詰めやすくて、これもパーティー受けする料理ですね。
たまにCostcoに売ってますね~。
これは渦巻状になったタコスで『taco pinwheels』とか『tortilla roll ups』などと呼ばれています。
赤、黄色、緑などの鮮やかな色の具材を細かくカットして入れると、とても華やかになりますね。
ロールケーキタワーのように積み重ねられるので、高さが出て見た目がきれい!!
こちらにレシピが載ってます。(ピーマンが嫌いな子供たちが多い場合は他で代用した方が良いかも?)
- 大き目サイズトルティーヤ6枚
- 柔らかくしたクリームチーズ 225g ※1
- タコスシーズニング 28g ※1
- 削ったチェダーチーズ 120g ※1
- 細かく裂いた調理済みチキン 125g ※2
- 小さく角切りした赤ピーマン 90g ※2
- 小さく角切りしたピーマン 90g ※2
- 細かく刻んだコリアンダー 15g ※2
- ワカモレまたはサルサソース適量
作り方
1 大き目のボウルに※1を完全に混ざるまで混ぜる
2 1に※2を加えて混ぜる
3 混ぜたものをトルティーヤの手前3分の1くらいの部分に広げ、きつめに巻く
4 巻いたものをラップにくるんで1時間~1晩寝かせる
タコスのスパイスは王道のこれ。アメリカのスーパーでもよく見かけるOLD EL PASOのスパイス。これがあればタコスライスやタコスサラダ、などメキシカンの味が再現できます。
ミンチ肉を炒めてこれを混ぜて、チーズや野菜があればタコスができ、安くて美味しいです。
もっともっと簡単に作りたい!という場合、クリームチーズとクランベリーソースを混ぜたものをトルティーヤに塗り、好きな野菜やハムを並べて巻いたものはCostcoに売ってるロールのような感じになります。
ロリポップポテト
ジャガイモ系も人気があり、作りやすいですが、丸めてロリポップ風にするとパーティーにぴったりなフィンガーフードになります。
このロリポップポテトはスパイスが入ったものも人気ですが、子供のパーティー用にはポテトとチーズの組み合わせが一番でしょうね。
このポテトチーズボールは簡単美味しいのでこれをロリポップの大きさに作るとタコ焼きのように楊枝で刺して食べられます。
ハム&チーズクラッカー
この組み合わせはアメリカでは定番中の定番。子供たちに大人気の『lunchables』の中身です。
といってもこのシリーズはピザなんかもありますが、ハム&チーズ、クラッカーかクッキーというパターンが大人気です。
子供たちのおやつの定番で好き嫌いの少ない組み合わせというところ、型抜きだけでいろんなバリエーションが作れる、という点でシンプルなハムチーがおススメです。
これは子供のおやつに困ったらこれ作る、みたいな手軽さですが私も好きで一緒に食べます 😀
サラダonスティック
サラダをそのまま盛っているだけだと食べない子供たちも、こんな風に串にさしてあったり、可愛い型で抜いてあれば思わず手に取っちゃうかもしれません。
普段は面倒くさくてこんなことできませんが(笑)パーティーならぜひやってみたい素敵な盛り付けです。
長い串にさす場合は、子供たちが食べる時に刺さったりしないように大人がお手伝いしてあげたいですね。
フルーツケバブ
こちらもパーティーでは定番のフルーツケバブ。串にさしたフルーツがカラフルでとっても可愛いです。
職人さんが作るフルーツの盛り合わせはとっても綺麗ですが、自宅で再現できないのが悲しいところ。それでも串を使えばパーティー風に早変わり。しかも一つ一つ取らなくていいので楽です笑。
これを作る時はやっぱりレインボーカラーを意識してフルーツを選びたいですね。
並んでいるだけで歓声が上がりそうな綺麗さです。
ディップ用の甘いソースやクリームを用意しても良いかもしれません。
ちなみにアメリカには『edible arrangement』というフルーツ専門店があります。フラワーアレンジメントのフルーツ版ですね。
フルーツをまるで花束のようにアレンジしてくれるので、お祝い事やパーティーに引っ張りだこです。
型で抜いて串にさせば作れるんじゃない?
っていうのはその通りなんですが、実際かなり面倒な上にフルーツが残ってしまったりセンス良く盛らないとなんだか散らかったような印象になってしまいます。私も試してみたんですが、重みで串からずり落ちたり、いろいろ大変でした^^;
でも、お花くらいならパイナップルとメロンで作ってお皿にのせても可愛いですね。
ということで今回はアメリカのパーティーに登場するフィンガーフード編をご紹介しました。
チーズを使うものが多かったですが、彩りを考えながらいろんな食材でアレンジできます。
どれも割と簡単にできそうなのでぜひチャレンジしてみたいですね。
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